校長室より
弓道場の整備
弓道場の的(まと 直径36cm)を設置する斜めに盛ってある土を「垜(あづち)」と言います。的を外れても矢が傷まないようにする工夫の一つなのですが、練習を重ねることにより、この盛り土自体も当然ながら傷んできます。この「垜(あづち)」の角度は決まっており、厳密な調整が必要です。プロに行ってもらうと、相当なお金がかかります。これまでは保護者の皆様のご厚意によって、この整備や調整が行われていました。感謝の極みです。
今年度から、今後も持続的に施すことができるような整備・調整(でも、お金がないので2~3年に1回となりますが…)に切り替え、弓道部員も主体的に関わる整備・調整を行っています。角度や表面処理等の最終調整は、プロにお任せすることにしました。
昨日は、部員がスコップを用いて「垜(あづち)」を崩しました。みんな汗だくでした。でも、弓道のしくみを全体的に理解・把握するためには大切なことだと思っています。保護者会やプロの業者にも力を貸していただき、数日をかけて整備・調整を行ってもらう予定です。