校長室より
授業の一場面から(その2)
1枚目の写真は1年生の理科、2枚目は3年生の理科で、どちらも理科室での観察・実験の様子です。観察・実験は、必ず行わなければならないものばかりではありません。だから、観察・実験の機会をたくさん与えてくれる先生には感謝しています。尊敬しています。生徒にとっては貴重な体験的学習の機会ですから。
だけど、想像していただけますよね。観察・実験・実習等の準備がいかに大変なことなのかを。1時間の授業のために、安全性の確認も含めて1時間以上の準備時間を要することはざらです。
3枚目の写真は、通りかかっただけで勉強になるディスプレイ、解説スライドです。手作り感が如実に伝わってきますよね。教師は、こんなことにも時間をかけています。
必ずしも必要なわけではありません。でも、時間を費やして準備したり作ったりしてしまうのは「やらなければならないから」ではなく、「生徒によい体験をしてほしいから」なのです。